少しプライベートでの時間が出来たので、普段は行けない遠方に出
かけようと思い関西から北海道を一周してみようと考え計画を立て
ました。プランは、ざっくりですが一通り組み現地で実際に変更点
も沢山あったので、北海道にドライブに行く方の簡単な情報収集に
役立てればと思い立ち上げました。
やっておいてよかったことなどを書いていきます。ちなみにメンバ
ーは大人四人と、三歳未満が2人の合計6人です。
毎日の移動距離も多いので、事前に計画を立てたり時間の節約がで
きる工夫を沢山考えてから出発するのがオススメです。
ページの一番下に筆者が北海道一周を回った全日程のブログの記事
があります。
プランが決まっている人も、組んでいる最中の人も行ってみたいと
ころがあるかも知れないのでチェックしてみてください。
期間について
筆者は2週間ほど時間が作れそうだったので目一杯の時間を使いま
したが、サイトに訪れた方は行ける日数もバラバラな為に行く地域
を絞って予定を立てるのをオススメします。少ない日数で広範囲を
移動すると、観光や気になる場所の立ち寄りが全く出来なくなるた
めに移動ばかりになってしまうからです。
宿泊費を節約
予算については筆者は全体的に値段を抑えながら回っていきたいと
考えていたのですが、あれもこれも制限をしてしまっては、せっか
くの旅行もつまらなくなってしまうので、大きな出費としては宿泊
に大きな料金がかかりますが、その宿泊費を抑えながら回ることに
しました。
宿泊費を抑えるために、車中泊では大人4人の就寝は難しいのでバ
ンガローやコテージなどを利用して宿泊しました。事前にエクセル
に簡単な表を作って、電話番号を記載した書類など作っていきまし
た。全日程のうちバンガローを抑えれなかったのは、一日のみでし
た。
ただ私が一周に回った時は6月の下旬から7月の上旬だったので観
光客もまだ少なかったのですが、旅行客が多い時には、ある程度宿
泊先を確保しておくのが無難だと思います。
ネットなどでも出発前からバンガローなども検索していたのです
が、情報は、それなりにあったのですが料金もそれなりに高い傾向
にあり、それなら民宿などで一泊二食付きのほうが、2食分も入っ
て風呂代も浮くという発想にいたりました。
そこで本屋さんで情報本を探していたら、北海道だけのロッジやコ
テージの本をみつけ購入しました。¥2000円近くの本だったの
ですが、正直一泊したら元が取れるような安くて快適な場所もあり
ました。
最終的にはアウトドア初心者の筆者でも、せっかく北海道
に来たのだから自然を満喫したいと思っても、テントで用意した
り、外で寝るのはちょっと・・・と思っていても13日間はコテー
ジに宿泊し1日だけビジネスホテルに泊まりました。かなり活躍し
充分に元はとれました。
車に積む荷物について
今持っている旅行かばんなども、箱の上に置いたりしてもちろん活
用するのですが予備で持っていくような衣服や、鍋、カセットコン
ロなどの収納に、リュックやバッグでは、形がどうしても不揃いに
なってしまったり車内の積載量が落ちてしまったりして、行く人数
や移動車両にもよりますが、荷物が走行中に、動いて危険だっ
たり同乗者が見動きが取れないなどあります。
整理するボックスなどで、どこに何があるのかわかりスムーズに積
み下ろしができました。
同行者で簡単な役割分担
これは単純にですが運転手は一日運転したり、また交代するとして
も筆者の場合で一周するのに約2900キロ程を走行しました。
その日その日によって走行距離はバラバラですが平均で毎日200
キロから300キロペースで走行します。
楽しい旅行も事故があっては、一瞬でつまらない物になってしまい
ますので運転手さんの負担を減らす工夫をしました。
例えば宿泊に関しては初めの数日は予定通りに移動できるのか、ま
ったくイメージが、わかなかったので当日での予約としました。
後部座席や助手席の人に、電話番号を見てもらったり、予約してもらったり、近所の住民に話しかけて聞いてもらったり、運転手さんには、運転に撤してもらいました。
数人でいく場合、事前に分担を決めておいたり打ち合わせしておく
と現地でも、かなりスムーズで時間を有効活用できます。
一周するルートについて
二冊の本を活用し行きたいところを抜粋しルートを組みました。
さきほどのバンガローの本と、もう一冊は、この本です。
まず初めに思ったのは北海道の一周といっても内陸は寄りたい観光
地がメインで基本的には海沿いを走行して行こうと思いました。
外周をグルッと回るのですが、時計回りか、反時計回りか、どちら
でも良かったのですが、関西から苫小牧に着陸し、そのまま海沿い
を時計回りにまわることにしました。
ルート上の場所はできるだけ立ち寄り、少し離れていても絶対に見
たいところは寄るスタイルで行きます。
ネットや観光の本、北海道のバンガローの本を中心に見たいところ
や食べたい物、泊まりたいところをチェックしていきました。
全てのチェックが終われば行きたいところの情報
例えば電話番号や住所などでグーグルマップで検索し
マイマップの機能を使って、星印を付けていきました。
グーグルマップなどで検索したりすると大まかに2800キロから
3300キロぐらいでした。
そして保存し大体の距離が出てくるので、自分の行ける日数で割り
単純に一日の平均の走行距離が200〜300キロと
ざっくりと決めます。
始めはいきたいところだらけなのですが、大幅にルートが反れる場
所は候補から外していきました。一日の予定が組み終わり、距離や
時間に余裕があれば外した場所も再度予定に組み込みました。
節約や、簡単な現地の情報収集
事前に組んだ日程通りに動くことでフェリーを予約して割引を受け
たりガソリンの料金を、給油するエリアで安いお店を探したり、ま
たアウトドアは超初心者ですが、調理器具をもっていって、誰でも
できるような簡単調理などもしました。
道の駅や現地に特化したスーパーなどを検索して、安く買い美味し
いものを沢山買い簡単調理で食べて回れました。
フェリーについて
5日前に予約することによって、フェリー料金が半額近くになるケ
ースもあります。出港日時や料金、時間帯については
フェリー会社のホームページで確認してみてください。
ガソリンスタンドの検索アプリ
北海道のガソリンスタンドは早くに閉まったり土日は営業していな
いなどありました。ガソリンタンクが半分より少し上でも小まめに
給油していました。長時間山間部を走行していると、数時間ガソリ
ンスタンドが無いことは沢山ありましたので、ガソリンの安いとこ
ろで早め早めに給油したほうが良いと思います。
APPのストアやグーグルプレイなどスマートフォンを持っている方ならガソリンスタンドの検索アプリなどを「地元」でダウンロードして実際にある店舗などと照らし合わせて使用してみてください。
沢山のアプリがあるので使ってみて使い易さや店舗の情報が正確かなど試して現地で使用すると便利です。
現在地を利用して近くのガソリンスタンドを検索できて、値段も表
示されます。訪れた人が値段を記入して、みんなで共有するアプリ
などもあるので値段の誤差は多少あるかもしれませんが、活躍しま
した。
持っていった物
筆者が実際にもっていった物の一覧も旅行スタイルによるので訪問
者の方には必要ない物も沢山あると思いますが、その中でも便利そ
うなものがあれば活用してみてください。
実際には細かい物は、まだまだたくさん持って行ってます。
キッチン用品
・洗剤
・スポンジ
・鍋
・やかん
・小型の包丁
・まな板
衣類や寝具
・3〜4日分の着替え
・布団
・マット
・ウルトラライトダウン
・長袖のパーカーなど
便利用品
・虫よけスプレー
・室内虫除け
・蚊取り線香
・LEDライト数本
・携帯式の充電パック
・三又のACアダプター
・事前に作ったマップや資料
・圧縮袋
困ったこと、やっておいて良かったこと
筆者は寝る前や早朝に早起きし簡単な計画の見直しや、カーナビや
GOOGLEで出発前に距離や立ちより場所の再確認などを行いまし
た。出発前に一日の流れをカーナビに入力して移動をスムーズにし
たりスマホで施設の開館時間などの再確認です。
実際に思ったのは早朝に出発するのに開店時間が遅い施設があるの
は時間が勿体ないので早朝の間に大移動するとか、開店時間にあま
り左右されない景色や、名所などを、早朝に回ることを考えまし
た。朝の大移動で距離を稼ぎお昼以降が、かなり楽に動けました。
また近隣のガソリンスタンド検索アプリやコインランドリーの検
索、などもしました。宿泊のバンガローによっては低価格だがコン
セントがないような施設もあったので、充電は移動中に車で、こま
めにすることをおすすめします。実際に筆者も2000枚近くの写
真を撮影してきたのですが、デジカメの充電は、いつもぎりぎりの
電池不足状態でした。
車載充電器や携帯式の充電器が役に立ちました。
ルートから大きく反れる場所は却下して、その分に行きたい地域の
別の施設に時間をかけたりしました。
北海道には道の駅が沢山あるので目的地までの通過点に考え、
カーナビの検索がスムーズでした。
施設やお風呂などの営業時間と休みも前日に確認しておくと当日に
「閉まっていた」ということが無くなると思いますので臨時休業も
考えると電話確認が望ましいと思います。
実際に筆者は事前の確認ミスでお風呂屋さんが休みだったり
現地に着いたら営業時間が終わってしまったなども
数回ありました。完璧にはなかなか出来ないですが、事前に色んなことを想定して
予定を組んでいたつもりでも「営業時間」と「定休日」に、やられました。
これから北海道を予定している方は、安全第一で楽しい旅をしてきてください。
筆者の北海道一周ブログ
フェリーで北海道苫小牧に上陸!穂別キャンプ場のバンガロー(コテージ)に宿泊
2日目は道の駅占冠〜ファーム富田〜青い池〜旭山動物園〜とうまスポーツランドキャンプ場
3日目!道の駅けんぶち〜ふわっと〜はぼろ〜しょさんべつ〜てしお〜兜沼キャンプ場のバンガローへ
4日目!ノシャップ岬〜稚内〜最北端〜猿払公園〜クッチャロ湖〜おこっぺ〜上湧別温泉
5日目!美幌峠〜アイヌ民族資料館〜池の湯〜屈斜路湖〜摩周湖〜パパスランド〜しゃり〜オシンコシンの滝〜うとろ〜知床野営場バンガロー
6日目!知床五湖〜かにや〜らうす〜花まる〜コインランドリー〜しべつ海の公園キャンプ場
7日目!道の駅おだいとう〜きりたっぷ岬〜厚岸グルメパーク〜しらぬか〜うらほろ森林公園キャンプ場
8日目!えりも岬〜みついし〜サラブレッドロード新冠〜半官館森林公園キャンプ場
9日目!ウトナイ湖〜サーモンパーク〜マオイの丘公園〜テレビ塔〜白い恋人博物館〜湯屋サーモン〜小樽自然の村のバンガロー
10日目!小樽運河〜スペースアップル余市〜神威岬〜オスコイかもえない〜いわない〜ニセコビュープラザ〜らんこしふるさとの丘リンリン公園
11日目!ふるさとの丘パノラマパーク〜しかべ間欠泉公園〜どんぶり横丁市場
12日目!函館朝市〜五稜郭〜せたな青少年旅行村のバンガローに宿泊
最終日!ピリカダム〜洞爺湖〜登別温泉地獄谷〜いもてん若狭〜新千歳空港ラーメン道場